人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブラック書店のバイトってどういうこと。

何だか最近コタツで寝てしまうことが多い。


こんばんわ、Knorrです。


気付いたら4時くらいで、布団に入りなおすとか。
首が痛くなってしまう。


つい先日、ブラック書店だけど質問ある?というスレまとめ見てました。


スレ読んだ感想のコメントに
1年程度で語ってんじゃねぇよ、というのが多いのはさておき、
本当に労基が乗り込んできたら社員がより悲惨になるだろうな。


これに出てくるチェーンの人と年1くらいで飲みになります。
あと、もう1店舗、最大手チェーンの人も交えて。
なので社員の置かれる現状についてはよくよく聞いていたり。



端的に言えば
 どこもいっしょ
なわけですが。


それは書店に限らず、小売はどこも同じじゃないかね。


大変残念な事実ではあるけど、日本の今の社会は
そういった社畜で運営されている。


専門的に細分化され、住み分けがされてきた過去とは違い、
外国からきた「何でもあります」主義に日本人の目が眩み、
どこもかしこも「何でもあります」を主張するようになった。

そうすると今までの仕組みの上にとりあえず「何でもあります」のための
業務が乗っかってきて、労働者はそれに振り回されているのが現状。

それの発展系が インターネットショッピング。


悲しいかな、国民に「何でもあります」主義が大きく支持されるようになり、
今更「専門特化」に目が向けられなくなり、中小の小売は為す術が無い現状。


生産業においては「専門特化」は下町工場の話題なんかで
目が向けられつつあるけど、小売はそうならないのが今の世の中。




書籍の世界においては「電子書籍」なんかも出て来て、
インターネットショッピングに怯える小売の立場(書店)のみならず、
商品提供をしてきた生産の立場(出版社)も浮き足立っている。

この前の新古書店騒動の時も出版社上位数社はバタバタしていた。


元々古い業界体質も根強く、新しいことを容易に受け入れられない部分も多い。


この「書籍」を商材に取り巻く市場は
生産(出版社)・流通(問屋)・小売(書店)全てが、
大きな流れに飲み込まれて渦の底に消えるんじゃないかな、
とよく思う書店員なのでした。
by dorirugr | 2010-02-09 08:48
<< 本日は祝日ではございますが。 そして、番組改編へ。 >>